”辻元よしふみの世界”からあなたは帰れなくなるかもしれません。

ペットボトルと本とゴミの山と

それじゃあそろそろ そろそろどうにかしなきゃあ
と思う 目を覚まして 立ち上がって
カーテンをしゃきしゃきと開けて 
太陽光線でも浴びてみなきゃあ
と思う
だってそろそろ そろそろなんじゃないかなあ

みんな待っているのに いやそれは自意識過剰か
とにかく動き出さなきゃいけないのに
足を踏み出そうとしてベッドから降りようと
すればするほど邪魔なのがあれこれ
呑み捨てたペットボトルと
読み飽きた本と
そのたもろもろの ぼくから出てきたゴミ
の山
こいつらにけつまずいて ぼくは動けません 動けませんたすけて
だなんて
ヘルプ・ミー 

だれかその邪魔な奴らをとり片づけて
ぼくを救い出して 自由にして
立ち上がらせて
はい上がらせて
どこかに行かせて いやちがう
ぼくがどこでどうしたらいいか教えて

市役所でも軍隊でも悪魔でもなんでもいい
ぼくの部屋をきれいにして

ぼくをかたづけて。

【詩作メモ】とにかく最近、自分の部屋がきたなくてイヤになります。そして朝、ねぼけなまこ、じゃなくて寝ぼけまなこで動き出そうとして、枕元のペットボトルの空き瓶やらがすごく邪魔に感じることがある。これでなんだか一日台無しになったような、もうこれ以上なにかしようという気がしないような、新しい一日になんで前の日の呑みさしのボトルの整理から始めなきゃいかんのか、といういらだちでくさくさする。そういう経験ってないでしょうか。私は少なくとも今朝、そんな感じがしたので、今、会社のコンピューターで仕事しないでこんな詩書いてます。

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